昭和アルミのサイディング材の特性をまとめました。

防結露性能

室内外の温度差によって発生する結露。窓ガラスでよく見られますが、これが壁の中でも発生します。問題なのは、目につかない壁内部での結露。これ建築部材を腐蝕させ、耐久性を急速に損ないます。
金属サイディングとその内側の空気層によって、上手に温度調節。壁内の結露を防ぎます。


●結露の仕組み
結露には室内の壁の表面に発生する[表面結露]と壁の内部に発生する[壁内結露]とがあります。
表面結露は、壁表面の温度を露点以上にあげることで防ぐことができます。
問題なのは壁内結露です。内壁から壁内を通過した水蒸気が外壁内側で急速に冷やされることによって壁内で結露するもの。内断熱による断熱材と構造体の断熱効果の違いによっても起こります。
●外断熱アルミサイディングにすると
二重構造で既存壁内の温度差が少なくなり内部結露が発生しにくくなります。結露は既存の壁の外側と内側の温度差が問題となります。外断熱通気性工法(SOIV工法)にすることで新たな空気層ができ、さらにサイディング材の硬質プラスチックフォームの断熱効果で既存壁内の温度差、朝夕や四季の温度変化が少なくなります。そのため、壁内結露や既存壁内部のカビなどの発生を抑えることができます。

断熱性能

アルミサイディング+既存外壁の温度変化

  冬の暖房や夏の冷房効果を上げるためには、家の中から逃げる熱や外から侵入してくる熱を遮断するのが一番効果的です。一般に壁面からの熱流失は16%、屋根から12%。当社のサイディング材は熱伝導率が小さくて軽量な硬質発泡プラスチックフォームを採用していますから、家屋に負担をかけずに高断熱を実現しています。

  また、表面のアルミは赤外線の熱反射率が高く、約96%です。
その結果、当社のアルミサイディング材は0.022という驚異的な熱伝導率をほこり、コンクリートの50分の1になります。

遮音性能

表面のアルミ材料と製品厚みを決定する硬質発泡プラスチックフォームにより効果的な遮音性能を有しています。
アルミサイディング単体ですと、通常約18dB前後/1000Hzの遮音性があることが実証されています。これは、街頭の騒音レベルを日常生活として望ましい静かな事務所レベルに下げることを意味します。また、モルタル壁等の既存壁を含めたSOIV工法による壁全体としい考えると約43dB前後/1000Hzの遮音効果が測れます。

耐久性能

アルミサイディング本体、ジョイントカバー、ジョイントベースはアルミニウムを使用しており、耐久性は半永久的。特にサイディング本体には、耐腐蝕性に優れたマグネシウム+アルミニウムの5000番系合金を使用しております。したがいまして、海風等があたり、鉄がすぐに錆びてしまうような場所でも安心してお使いいただけます。
またSOIV工法で施工することにより、既存壁内部の結露を抑えます。そのため既存壁の劣化も抑えることになり、住まい全体の耐久性がアップします。

防水性能

表面は耐蝕アルミニウム合金板材を採用しています。金属板ですので、全く透水や給水をすることがなく、表面からの防水性は完璧です。したがって防水性を考えるにあたってはサイディング材本体同士、本体と役物の接合をしっかりさせることが重要になってきます。比較的加工しやすいアルミ材料を使用しているため、本体同士の接合を複雑な防水形状することが可能であり、本体と役物の接合においても表面に本体と同じアルミ材料を使用した樹脂同時押出ハイブリッド役物やアルミ押出役物を使用することで表面防水性を確保しています。

耐蝕性能

マグネシウムを添加したアルミ合金は
・耐蝕性は純アルミと同じ。腐蝕環境によってはより優る
・特に海水に対して強い耐蝕性を示す
・強度が高く、硬い
・強度・耐食性・加工性・溶接性のバランスに優れている
という特徴があります。
 このアルミ・マグネシウムの5000番台合金は船舶、車両、自動車用ホイールなどに使われています。